ゆうちょ銀行の法人口座を使いこなすコツ

本記事のリンクには広告が含まれています。

ゆうちょ認証アプリの功罪

ゆうちょ認証アプリは従来のトークンに代わるものとして、2019年7月22日にリリースされたサービスです。

その直前、2019年7月20日にトークンの再発行料金が一律1,620円に値上げされています。
ゆうちょ銀行としては、物理的なトークンから認証アプリへ移行してほしいというメッセージに受け止められます。

認証アプリの設定方法

ゆうちょ認証アプリはApp StoreかGoogle Playから無料でダウンロードできます。
以下はiPhone版のアプリに関する説明です。

認証アプリは初回起動時に、以下のどちらかで登録できます。

  • 口座番号(記号5桁+番号8桁)+キャッシュカード暗証番号(4桁)
  • お客様番号(4-4-5桁)+ログインパスワード(ゆうちょダイレクト)

続いて個人情報の第三者提供に同意した後、運転免許証かマイナンバーカード、在留カードなどによる本人確認に移ります。

ゆうちょ認証アプリ

私は運転免許証を選びました。

法人口座の本人確認エラー

免許証のICチップをスマホに読ませ、暗証番号を入力したうえ、さらに顔写真の撮影まで行います。
しかし最終段階で、

生年月日が一致しないため、登録できません。エラー種別 P084

という謎のエラーが出てしまいました。

ゆうちょ認証アプリ

どうやら法人口座で認証アプリを使う際は、免許証やマイナンバーカードが使えないため、「書類による確認をスキップ」すればよかったようです。
アプリの画面では、そのように書いてありました。

ゆうちょ認証アプリ

本人確認をスキップすると、利用開始まで24時間かかり、さらに送金限度額が5万円になると警告メッセージが出ます。

ゆうちょ認証アプリ

ここで私は、「24時間経つと送金限度額の制限も解除される」と誤解してしまいました。
これがのちのトラブルの原因になります。

iPhoneの指紋認証が便利

書類確認をスキップすると認証情報の登録に移ったので、iPhoneの指紋認証を使った生体情報で済ませました。

ゆうちょ認証アプリ

手持ちのスマホはiPhoneSE(第2世代)という5年前の古い機種で、Face IDは非搭載ですがTouch IDはついていました。
(そもそも顔認証のFace IDは認証アプリで使えません)

送金時の取引認証は「行う」を選び、取引コードの設定は任意なので、「登録しない」で済ませました。

ゆうちょ認証アプリ

取引コードは認証アプリをさらに厳重にするものと思われ、必要であれば後からでも登録できます。

ゆうちょ認証アプリ

これでゆうちょ認証アプリの設定が終わり、警告どおり24時間経った後はふつうに使えるようになりました。

パソコンでの送金方法

認証アプリを一度セットアップしてしまうと、ゆうちょダイレクトにパスワードでログインしても送金できなくなります。
以下はその際のエラー画面です。
(メッセージID UG401AC01W)

ゆうちょダイレクト

以後はゆうちょ認証アプリによるログインと送金確認が必須です。
これまでのようにパスワードでログインしても送金できないと、赤字で警告されています。

ゆうちょダイレクト

認証アプリを使ったログインというのは、お客様番号を入れたあと、PC画面に表示されるQRコードをアプリで読み取る、という方式です。

ゆうちょダイレクト

スマホ純正のカメラアプリでコードを読み取ってもエラーになります。
認証アプリを起動し、「QRコード読み取り」を選ぶ必要があります。

アプリでコードを読み取り、指紋を読ませて認証すると、PCブラウザでゆうちょダイレクトにログインできます。

その後いつもどおり送金しようとすると、最後にまたQRコードが出て、認証アプリによる読み取りと承認を求められます。
今までのトークンとワンタイムパスワードによる認証が、アプリで置き換わったかたちです。

ゆうちょダイレクト

スマホ画面で「承認」を押して、ブラウザの「実行する」ボタンを押します。

ゆうちょ認証アプリ

これでトークンを使わず振込まで完了できますが、ログイン時と送金時に計2回、アプリでQRコードを読み取るのは面倒です。

スマホでの送金方法

ゆうちょ認証アプリのトップ画面を見ると、「QRコード読み取り」の上段に「ゆうちょダイレクトにログイン」というボタンがありました。

ゆうちょ認証アプリ

Touch IDで指紋を読み取ると、スマホのブラウザ(iPhoneの場合はSafari)が起動し、ゆうちょダイレクトにログインした状態になります。

ここから先はPC版と同じで、ブラウザ内で振込関連の情報を設定し、送金前にアプリで認証を行います。

ゆうちょダイレクト

アプリとブラウザを行き来する点ではPCと同じですが、スマホなら端末1台で完結できるのがメリットです。
パソコン画面のQRコードを2回も読み取る手間を考えると、最初からスマホでログイン・振込したほうが圧倒的に早いといえます。

ゆうちょ認証アプリ

わざわざトークンに送金先の口座番号を入れてパスワード生成する必要もなく、認証アプリはすばらしいと感激しました。
送金限度額の問題に気づくまでは…

ブヒオ
ブヒオ

1日5万しか振り込めないブヒー

スマートフォンを操作する犬 ゆうちょ認証アプリで法人がはまる送金限度額
1 2 3 4