こんにちは、ブログ歴20年のボフオです。
趣味のブログや、専門的な情報サイトを合わせて5つほど運営しています。
近年、厳しさを増しているGoogleのAdsense審査ですが、新たにつくったこちらのウェブサイトが、3年がかりでやっと合格できました。
それまで「ポリシー違反…有用性の低いコンテンツ」の理由で10回ほど落ち続け、36記事も書いたうえ、いろいろ工夫してやっと…という感じです。
ご参考までに合格にいたった経緯をメモしておきたいと思います。
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アドセンス合格サイトの状況
2025年2月に合格したときの時のサイトの状況は、以下のとおりです。

サーバ、テーマなど
ConoHa WINGのレンタルサーバにWordPressを入れて、SANGOの有料テーマを適用しています。
もちろん独自ドメインです。
ConoHa WINGは最安の「ベーシック」を契約しています。
1年契約でかかる費用は現在13,068円です。
今後はまた値上がりするかもしれません。

ConoHaのWINGパックで「独自ドメインを2個まで無料で持てる」特典がありますが、無料期間中は移管できないのでご注意ください。
もしドメインの管理を他社に移すなら、サーバを解約してドメインを有料維持する必要があるようです。
SANGOテーマはConoHaのWINGパック優待で買ったので、定価より少し安く14,000円でした。

はじめて購入した有料のWordPressテーマで、見た目や機能はまあまま気に入っています。
ただSEOやアドセンス審査に有利かというと、特に実感はありません。
これまで使っていた無料テーマのCocoonでも、機能的には十分すぐれていました。
最近のウェブサイトっぽいおしゃれな外観にしたくて、SANGOを選んでみた感じです。
このあたりのインフラ環境は、個人ブログとして一般的な状態かと思います。
さらにお金をかけて商用ツールを導入したり、ハイエンドのサーバを使うといった工夫はしていません。
記事数・文字数
審査時には36記事を公開済みでした。
それ以外に「自己紹介、サイトマップ、プライバシーポリシー、お問い合わせ」といった、よくある固定ページも配置しています。
記事の文字数は平均して8,000字くらいです。
3,000字の小ネタから、20,000字を超える長大レビューまでいろいろありました。

あまり編集にこだわっていないせいもありますが、文章量は比較的多めかと思います。
記事によっては画像も多く使っていて、50枚以上入れたページもあります。
記事の内容
内容は個人の趣味的なブログで、商品レビューや旅行のレポートが中心です。
「特化型」か「雑記」かといわれれば、その中間かと思います。
ある程度ジャンルは絞っているつもりですが、レビュー対象はまちまちです。
本だったり靴だったり電子ピアノだったりして、カテゴリー同士の関連性はほとんどありません。
観光地やホテルの紹介といった旅行記はありますが、個人の日記的な日頃の雑談は極力排しています。
読まれるかたの問題解決に役立つよう、最低限の有用性は意識しながら執筆しています。
イラスト掲載
なんとなく独自性を出してみようと思って、記事のアイキャッチ画像に手描きのイラストを採用しています。

素人の描いた絵なのでクオリティーはいまいちですが、よく見るフリー素材よりは目立つかもしれません。
とはいえ記事の中身にそれほど関係があるわけでもなく、あくまでおまけの装飾といった感じです。
ブログ開始当初からイラストは掲載していましたが、アドセンスには何度も落選しました。
記事以外のコンテンツとして自作の絵を載せても、アドセンスの合否には影響がなかったと考えられます。
合格前に工夫した点
前回の不合格から再審査を申し込むまでに、改善した点を挙げてみます。
このうちどれかが決定的な要因なのか、それとも全体的な努力が認められたのかは、わからないままです。
アドセンスの審査基準に対して、なんらかのヒントは得られるかもしれません。
医療関連の記事を外す
近年SEO業界でタブーとされるYMYL(医療・金融ネタ)を排除してみました。
当ブログのなかでも2記事ほど、自分の健康状態や通院に関する話題を書いていました。
といっても健康診断とその精密検査という程度のライトな内容で、命にかかわるような話ではありません。
最近ではこういう健康ネタを書いても、検索上位に出てくることはまずありません。
サーチコンソールでURLをリクエストしてみると、インデックスに登録すらされないこともしばしばです。
それは承知で残していた医療関連記事ですが、ためしに下書きに戻してみました。
ついでに念のため、サーチコンソールで削除リクエストも出しておきました。

この工夫によって、あっさりアドセンスに受かりました。
長年の経験からすると、これが合否の分かれ目だったように感じています。

YMYLなめてて、すみません…
もはや個人ブログにおいてYMYLというのは、触れてはいけない地雷なのかもしれません。
「書いても無視される」という程度では済まされず、もはや「書くとマイナスになる」(ほかの記事も道連れにして、サイト全体の評価が下がる)という可能性もあります。
むやみに記事を増やそうと焦るあまり、健康とお金の話を不用意に盛り込むのは避けたほうがよさそうです。
どのみちグーグル検索にはかからないのですから、どうしても書きたければ自分のサイトではなく、別のブログサービスに書いたほうがいいと思います。
アメーバブログやnoteなら、サービス内での紹介やタグから流入があり、YMYL記事をWordPressで公開するよりPVが多くつく傾向があります。

自己紹介とサイトマップ追加
固定ページで「プロフィール」と「サイトマップ」を追加しました。
これまで「プライバシーポリシー」と「問い合わせフォーム」(Contact Form7のプラグイン)は設置済みだったのですが、念のための追加という感じです。
自己紹介といっても簡単なもので、短めの著者略歴とサイトの趣旨を説明しているだけです。
サイトマップは「Simple Sitemap」のプラグインを使って自動生成しています。
固定ページ内では以下のように記述して、生成されるHTMLの見ためを整えています。
[simple-sitemap show_label="false"]
[simple-sitemap-group orderby="date" order="desc" show_label="false"]
※ブランケットは全角で表示しています
show_labelのオプションはどちらもfalseに設定しておいたほうがいいです。
そうでないと「固定ページ」「投稿」といった見出しが表示されて、不格好になってしまいます。
以上の固定ページ4点セットは、実は以前から用意してありました。
しかしそれでもアドセンスに受からなかったので、簡単のため下書きに戻していた経緯があります。
利用規約と問い合わせ先の重要性に比べれば、自己紹介とサイトマップなど、あってもなくても変わらない気がします。
しかしアドセンスの審査に万全を期すなら、コンテンツを増やすという意味でも設置しておいて損はないかと思います。
プライバシーポリシーの更新
利用規約の適切な文言は、時代によって変わってきます。
こちらも念のため、最新とおぼしき文言に変更しておきました。
いくつか調べたなかで、今回はエックスサーバーさんのひな型を参考にさせてもらいました。
- 個人情報の利用目的
- 広告(GoogleアドセンスとAmazonアソシエイト)
- クッキーの無効化
- アクセス解析(Googleアナリティクス)
- 免責事項
- 著作権・肖像権
- リンクの注意点
といった典型的な項目が網羅されているので、必要な部分だけ選んで記載すればいいかと思います。
XMLサイトマップをプラグイン化
昔はプラグインでXMLサイトマップを生成していましたが、最近はWordPress本体の機能でサポートされています。
WordPressデフォルトのXMLサイトマップは、「ドメイン名/wp-sitemap.xml」で参照できます。
サーチコンソールへの登録も可能です。
しかしこの標準サイトマップは性能がいまいちらしいので、やはりプラグインの「XML Sitemap & Google News」を導入してみました。
このプラグインには細かい設定項目がたくさんありますが、ほぼ初期状態のまま、生成されたsitemap.xmlをサーチコンソールに送信しています。

できれば余計なプラグインは増やしたくないとはいえ、XMLサイトマップの差し替えも、アドセンス合格に貢献したかもしれません。
記事数増加30→36
前回のアドセンスに落選した状態から、新たに6記事ほど追加しました。
いずれの記事も1万字を超える、ヘビーな文章量です。
これまで10記事、15記事…とボリュームが増えるたびにアドセンス審査に挑んでも、却下され続けました。
理由もわからず「有用性の低い…」といわれると、会社の面接に落とされたようで落ち込みます…

やる気をなくしてブログを放置した時期もありましたが、少しずつ更新を続けてここまで記事を増やせました。
昔のアドセンス審査基準であれば、ここまで記事を増やさなくてもとっくに合格していたと思います。
それでも量が足りないのか、あるいは中身が貧弱なのか…
それとも記事の内容以外で、なんらかの足切り条件に引っかかっているのか…
やはり原因は不明ですが、とりあえず「36記事×平均1万文字」というのが今回合格できた時点のコンテンツ量です。
ステマ規制対策の文言復活
2023年10月1日に始まったステマ規制に対応して、「本記事のリンクには広告が含まれています」といった趣旨の文言を記事に追加してみました。
この「アフィリエイト広告の景品表示法」開始当初は、ほかのサイトにならって記事の上に大きくPR表示を追加していました。
しかし「グーグルやアマゾンから指示を受けていないリンクは対象外」という説もあり、不自然で見苦しいPR表示は外していた時期もあります。
日本国内のローカルルールなので、アドセンス審査には直接関係なさそうな気がします。
しかしリスク回避の保険と思って、記事中のどこかに「広告・PR」の表記は入れておいたほうが無難な気もします。
アドセンスの審査時点では、記事ページの目次下に注意書きが表示されるよう、ウィジェットを追加しておきました。
広告表示はセオリーどおりに目立たせたほうがいいとはいえ、サイト全体のデザインに響かないよう、設置場所は冒頭リード文のすぐ下あたりを選びました。

トップページをサイト型に
これまではSANGOテーマ初期状態の日記風レイアウトでしたが、ブロックエディタを駆使してサイト型のトップページに変えてみました。
アドセンス審査に直接影響はなさそうですが、ユーザーの回遊性や滞在時間を高めるという意味では、間接的な効果を見込めるかもしれません。
別に個人ブログなら日記型で問題ないとはいえ、扱うテーマがバラバラだと、互いに興味のない読者には違和感を与えてしまいます。
カテゴリーごとに記事一覧を分けたり、ヘッダーの下に分野別のメニューを追加することで、目的のジャンルにたどり着きやすくなるよう工夫しました。

現在表示している分野と別のカテゴリーは、読者の視界にまったく入らないほうが親切な気がします。
検索意図と関係のないジャンルの記事などノイズにすぎないばかりか、専門性が薄れて見えるデメリットすらあります。
しかしトップページには各カテゴリーへの動線を設置するため、別ジャンルの記事を並置する必要が出てきます。
ここで記事が時系列に並んだ日記型だと、カテゴリーごとの飛躍があまりに大きすぎて、印象がよくない気がします。
トップをサイト型にして記事をカテゴリーごとに整理したら、見た目の違和感が多少は薄れたように感じます。
純粋な特化サイトにはかなわないですが、興味のあるカテゴリーにたどり着きやすくできたと思います。
ちなみにSANGOのアップデートで、「人気記事」の中身を現在表示中のカテゴリーに限定できるようになっています。
別分野の記事が人気記事の上位として目に入るのは微妙だったので、この新機能はさっそく使わせてもらっています。
外部リンクを増やした
若干のSEO効果を期待して、外部リンクを増やす工夫をしてみました。
自作自演でつくれる外部リンクはそもそもグーグルからの評価も低く、焼け石に水かもしれません。
検索順位を上げるSEOのメリットがないどころか、悪くするとペナルティーを受けてしまうおそれもあります。
今回は「アドセンス合格のために、できることは何でもやってみる」という覚悟だったので、お金のかからない範囲で怪しげな外部リンクもいろいろ増やしてみました。
具体的には…
- ブログ村などランキング系サイト
- Lit.Linkのようなプロフィールツール
- Pinterestなど、まだ使っていなかったソーシャルサービス
- ペライチのような無料のサイト作成サービス
- はてなブログやアメーバブログなどの無料ブログ
いずれもnofollow属性のリンクが多いので、本当にやる意味があったかというと微妙です。
しばらく経ってからサーチコンソールで外部リンクを確認しても、新たに設けたリンクはほとんど反映されていませんでした。
たとえ検索順位への貢献はなかったとしても、外部サイトからブログに流入してくれるお客さんがゼロではないかもしれません。
しかし他サイトのコンテンツを充実させるよりや、ブログ本体の更新に時間をかけたほうが有意義ではないか?…というジレンマもあります。
複数サイトを長年運営してきた経験上、いくつかのブログに労力を分散させるよりは、ひとつのブログに集中したほうが成果は大きかったです。
SEOの評価基準もしばしば変更されるので、ヘタな小細工で外部リンクを獲得できたとしても、労力のわりに見返りは少ない気がします。
同意メッセージを作成
アドセンスの再審査申請後、「サイトの同意メッセージを作成する」という画面が出たので、ついでに対応しておきました。

「同意管理プラットフォーム(CMP)」は欧州・英国・スイスが対象なので、日本国内のユーザーには直接影響がないはずです。
しかし広告表示に関連する機能で、アドセンスの審査画面にわざわざ出てくるということは、対応が必須なのかもしれません。
3つある同意メッセージの選択肢から、今回はとりあえず「グーグルのCMPを使用、2つの選択肢」を選びました。
またメッセージはデフォルトの英語でなく日本語で表示されるよう、設定を変えておきました。
ほかのデザインはとくにいじっていません。

欧州向けなら英語のままでもよかった気はしますが、サイト全体の使用言語は日本語です。
「EU圏に住む、日本語を読める人」のアクセスを想定して、メッセージも日本語にしてみました。
(補足)米国向けも作成
アドセンス合格後の話ですが、ヨーロッパだけでなくアメリカ各州向けのメッセージも追加しておきました。
米国向けのメッセージは設定していなくても審査に受かったので、必須というわけではなさそうです。

欧州向けは日本語に設定しましたが、米国版は若干仕様が違って英語かスペイン語しか選べなくなっています。
欧州・米国とも実際のサイトで同意メッセージが出るのを見たことはないので、どんな風に使われているのかわかりません。
しかし久々にアドセンス設定画面から「欧州の規制」を確認してみたところ、3件のメッセージ表示履歴が記録されていました。

全体のPVからするとごくわずかですが、海外からのアクセスの一部に設定が反映されていると推測されます。
こうしたケースがある以上、グーグルのCMPを有効化しておいたことも、アドセンス審査に多少は影響したのではないかと考えられます。
以上、アドセンス合格の要因とおぼしき改善点を、ひととおり整理してみました。
相変わらず採点基準は不明ですが、当サイトも合格例のひとつとして、審査に向けた準備の参考にしていたければ幸いです。